• 広島G7コミュニケ(2023.5.19~21)

G7広島サミットにおいて、原子力に関する以下の合意がなされました。

原子力エネルギーの使用を選択したG7諸国は、化石燃料への依存を低減し得る低廉な低炭素エネルギーを提供し、気候危機に対処し、及びベースロード電源や系統の柔軟性の源泉として世界のエネルギー安全保障を確保する。原子力エネルギーの潜在性を認識する。

これらの諸国は、現在のエネルギー危機に対処するため、安全な長期運転を推進することを含め、既存の原子炉の安全、確実、かつ効率的な最大限の活用にコミットする。

これらの諸国はまた、国内及びパートナー国において、高度な安全システムを有する小型モジュール炉及びその他の革新炉の開発及び建設の支援、核燃料を含む強固で強靭な原子力サプライチェーンの構築並びに原子力技術及び人材の維持・強化にコミットする。

これらの諸国は、ロシアへの依存を減らすため、志を同じくするパートナーと協働する。
G7は、最高水準の原子力安全および核セキュリティが、全ての国及びそれぞれの国民にとって重要であることを強調する。

(参考)
外務省
https://www.g7hiroshima.go.jp/
経済産業省
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/g7_2023.html