人材育成・確保

Human resources development / securing

産学官の人材育成体制を拡充し、大学・高専と連携したものづくり現場のスキル習得を進め、原子力サプライヤの講座への参加を支援します。

経済産業省の予算支援例

これまでに経済産業省による産業基盤強化事業を活用した人材育成・確保の支援事例をご紹介します。

三菱総合研究所(MRI)における人材育成の取り組み

MRIでは、原子力産業のものづくりにおける技能継承支援および廃炉事業に係る人材育成の取り組みを進めています。詳細はこちらを参照ください。

また、建設に向けたものづくり人材育成の取り組みとして、バルブメーカーによる原子力人材育成講習会を開催いたします。詳細はこちらを参照ください。

製造技術、保守技術の伝承に関するツールの開発(日立GEニュークリア・エナジー)

日立GEは、現地工事未経験者への技術伝承を支援することを目的に、保守技術の伝承ツール(ノウハウのデジタルコンテンツ化)を補完する実技訓練設備と教育プログラムを開発しています。
参照:第36回原子力小委員会資料 (52ページ)

就活支援・人材育成に係る事例

原子力人材育成ネットワーク

原子力に係る社会的基盤の拡大整備、学生等の原子力志向の促進、今後の我が国の原子力界を支える人材の確保を図るとともに、すでに原子力界にある若い研究者、技術者について、国際的視野を持ち世界で活躍できる高い資質を有する人材としての大成に資する活動を行っています。さらに、国際原子力機関(IAEA)等と 連携しながら、海外の新規原子力導入国における人材育成支援を推進しています。
原子力人材育成ネットワークの活動については、原子力人材育成ネットワークのホームページを参照ください。
https://jn-hrd-n.jaea.go.jp/

未来社会に向けた先進的原子力教育コンソーシアム(ANEC)

ANECは、原子力分野を先導する人材の育成のために立ち上げられました。
ANECでは、多数の教育機関が連携して、多様な専門性を有する原子力人材を育成します。
https://anec-in.com/

 

合同企業説明会 エネルギー未来フォーラム「原子力産業セミナー2025」(日本原子力産業協会)

会員企業・機関の人材確保支援および原子力産業の魅力を大学生・高専生へアピールすることを目的として、18回目となる合同企業説明会エネルギー未来フォーラム「原子力産業セミナー2025」を2023年10月に東京(7日)と大阪(28日)において開催します。
https://www.jaif.or.jp/information/nis2025_announcement/

原子力産業セミナー2024(2022年10月15日)の様子

フランスにおける原子力職業大学(UMN)の創設(フランス原子力産業戦略委員会)

フランス復興計画の柱の一つである雇用、スキル及びトレーニングを発展させる取り組みの中で、地域、地域間及び国レベルでの合同アプローチによって特に重要度の高いスキルに関する原子力セクターの訓練システムを強化することを目的として、原子力職業大学(UMN)が2021年4月に創設されました。主な活動には、

  1. 溶接や機械加工といった注意の必要な作業に対する新しい訓練サイト/コース設置の支援及び革新的な指導手法の採用
  2. 特に地域のキャンパスで行われている原子力産業界の専門職に対する訓練を強化する現地プロジェクトの支援
  3. 現場実務に従事する専門職(電気工事士、ボイラーメーカーなど)に対する魅力を高めるための学生に対する奨学金の提供等が含まれています。

https://www.jaif.or.jp/international/csfn_mtg2023/

参考情報