第44回 原子力小委員会が開催されました
2025.03.24
2025年3月24日に「第44回 原子力小委員会」が開催されました。
原子力に関する最近の動向として、世界的に原子力活用に向けた動きが活発になっており、日本でも第7次エネルギー基本計画で原子力の持続的活用を進めていくことが明記されたことを踏まえた上で、既設炉の運転延長認可制度について議論が実施されました。
原子力発電所の運転期間に関しては「最長で60年」という大枠は維持しつつ、法令の改正等の対応によって停止した期間は「60年」の運転期間のカウントから除外することを認める改正電気事業法が2025年6月6日に施行されます。
運転期間延長認可について、最大60年という規定は科学的根拠が乏しく、主要国における長期運転の動向も見据えて、制度整備を検討するべきといった意見が出されました。
第44回 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 原子力小委員会https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/044.html