浅野 雅己
浅野撚糸株式会社 代表取締役社長
1960年、岐阜県安八町出身。福島大学教育学部卒。大学卒業後、4年間の教職を経て浅野撚糸に入社。1995年、代表取締役に就任。
2000年代に入り外国製品のあおりを受け廃業寸前に追い込まれる中、オリジナル撚糸の開発による生き残りを決意。試行錯誤の末生み出した開発糸を用いたタオルが累計出荷枚数1,700万枚を超えるまでになる。2013年 第5回ものづくり日本大賞「経済産業大臣賞」受賞。
2018年より経済産業省「繊維の将来を考える会」メンバーとして、日本の繊維業の将来を元気にしていくプロジェクトに参画する中、経済産業省より福島県双葉町への工場進出の打診を受け、双葉町進出を決意し、2023年4月、町内に新施設をグランドオープン。
復興庁に置かれている有識者会議「復興推進委員会」委員に選出され、福島復興への取り組みを国内のみならず、糸の輸出などを通じて海外にまで発信すべく活動中。