
川谷 千晶
芝浦工業大学 理工学研究科 社会基盤学専攻 修士1年生 ※2025年4月より
千葉県出身。
高校生の頃に道路やトンネルなどのインフラを担う構造物に興味を持ち,芝浦工業大学土木工学科に入学。土木工学は”Civil Engineering”(市民のための工学)と英訳されるように,人々の生活に密接した学問であり,日々の安全安心な暮らしが土木技術の上に成り立っていることを学んだ。ものづくりに興味があり,社会基盤を支える重要な材料であるコンクリートについて学びたいと考え,学部4年からコンクリート材料を専攻している。
コンクリートの構成材料であるセメントの製造時には,大量の二酸化炭素が排出されることから,現在は、コンクリート製造におけるカーボンニュートラル実現に向けた研究を行っている。
原子力発電は,重要なインフラであるとともに,二酸化炭素排出量が少ないクリーンなエネルギー源として地球温暖化対策に貢献する重要な役割を担っていることから,自身の研究と関連付けて深く考えたい。