ダニエル・ポネマン
元米国エネルギー省(DOE) 副長官、
アトランティック・カウンシル グローバルエネルギーセンター スコウクロフト戦略・安全保障センター 名誉フェロー
ダニエル・ポネマン氏は、アトランティック・カウンシルのグローバルエネルギーセンター名誉フェローである。また、同協議会のスコウクロフト戦略・安全保障センターの名誉フェローであり、同センターの諮問委員会のメンバーでもある。ポネマン氏は、2015年から2023年までセントラス・エナジー社の社長兼最高経営責任者を務めていた。
セントラス・エナジー社に入社前の2009年から2014年まで、ポネマン氏は米国エネルギー省副長官を務め、2013年4月から5月にかけては、エネルギー長官代行を務めた。
副長官就任以前は、スコウクロフト・グループの主任を8年間務め、1993年から1996年までは、大統領特別補佐官および国家安全保障会議の核不拡散および輸出管理の上級ディレクターを務めていた。彼の職務は、原子力の平和利用、ミサイル技術、宇宙打ち上げ活動、経済制裁の決定、化学・生物兵器の管理活動、通常兵器移転政策などの分野おける、米国の政策立案と実施を担当した。
ポネマン氏は1989年にホワイトハウスのフェローとしてエネルギー省に入省し、翌1990年には、国防政策・軍備管理担当ディレクターとして国家安全保障会議のスタッフに加わった。また、同氏は公職を離れている間に、Covington & Burlingのアソシエイト、Hogan & HartsonのパートナーとしてワシントンDCで9年間弁護士として活動していた。
退官後は、ハーバード・ケネディ・スクールのベルファー科学国際問題センターで上級フェローを務めた。彼はポールソン研究所の名誉フェローであり、外交問題評議会のメンバーでもある。
ポネマン氏は、ハーバード大学から学士(教養)と法務博士 (JD)の学位を優等で取得し、オックスフォード大学から政治学の修士の学位を取得した。